
【日本は「25年前の方が豊か」】「600兆円超」の利益剰余金はどこへ消えた?|いつから労働者に還元されない国に? - 【文藝春秋PLUS 公式チャンネル】
【日本は「25年前の方が豊か」】「600兆円超」の利益剰余金はどこへ消えた?|いつから労働者に還元されない国に?|若者が“草食化”したのは給料が増えないから|犠牲になった“非正規雇用”【河野龍太郎】-【文藝春秋PLUS 公式チャンネル】
文藝春秋PLUS 公式チャンネル・河野龍太郎:紹介 BNPパリバ証券 チーフエコノミスト
1964年生まれ。87年、住友銀行(現三井住友銀行)入行。89年より大和投資顧問(現三井住友DSアセットマネジメント)へ移籍。97年、第一生命経済研究所へ移籍し、上席主任研究員。2000年11月より現職。著書に『日本経済の死角――収奪的システムを解き明かす』など
河野龍太郎氏は日本の実質賃金が上がらない理由は生産性の停滞ではないと言っています。実際には1998年から2023年までに時間あたりの生産性は約30%向上しているが、賃金はほとんど上昇していない。これは欧米と異なり、日本では利益が労働者に還元されず企業内部に蓄積されているためで、利益剰余金は現在600兆円を超えています。
企業は長期雇用制度を維持するために賃上げを抑え、非正規雇用を活用し固定費を変動費化してきた。これにより個人消費は伸び悩み、企業は国内では儲からないと判断し海外投資に傾倒している。一方で欧州は超過利益を労働と資本で適切に分配し、実質賃金の上昇につなげている。日本の長期雇用制度にはメリットもあるが、選抜や昇進が遅くなり過ぎており、技術進化の速さに対応できていない。今後は欧米型とのハイブリッドな雇用制度が必要とされると言われています。
日本はどこをどう改善するべきかが問われています。是非、見てみてください。
投稿日:2025-04-02
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